12月2、4日には、ついに鹿島、勝部、揃って「女優デビュー」 を果たす。
そんな大袈裟でもないし、誰もそれを認めてないけど、結局、人前で即興の台詞(声)を出すことを初体験したんだもの。
IF...(Improvisation Future)という新しいグループを、即興演劇の絹川友梨さんたちと立ち上げ、その第1回公演「Voices」が新宿のSPACE雑遊であった。
そのプロセスはとてもとても面白く、結論としては「今後大きな集客を見込める新しい芸術融合」。稀に見る「コラボの成功例」。大脳の右や左や、の話が好きな人には、「両方使ってへとへとになりました〜」。まあ、今回は未熟な私たちダンサーが解体する作業、頭脳明晰な俳優が構築する作業、ってな所だったでしょうか。
非常にエキサイティングで、緊張感溢れ、スピードに巻き込まれて、いつもの流れでは起き得ない領域に行き着きました。
打上げ、朝まで行ってまえ〜!
には、もうエネルギーも残ってなかったし、翌日から会津若松出張が控える中年ダンサーズ。電車が走るうちに退散し、次の日はぎーがしゃんぎーがしゃんの身体と、妙に冴える頭を抱えて、会津若松へ。
「文化庁の芸術体験授業」という事業の一環で、会津若松のある小学校にWSをする事が決まった。それに併せて、「ふれあいづダンスクラブ」の続編をしたり、夏の水害が記憶に新しい柳津(やないづ)の旅館、「花ホテル」にて第255回!!!!講演会を担当する、が2泊3日のなかで行なわれる。
何はさておき、その小学校がミラクル。というか、本来小学生というのは、この子達のような物だ、と思いたい。低学年約40名、高学年約40名に分けて 45分ずつ。
「瞳の輝き」なんて言葉、歯が痒くなりそうだけれど、この子達は持ってる。本当に目が輝くのです。Ricoのピアノの音にも反応しながら、体育館を思い切り走ったり転がったり、最後はなぜか全員が繋がって電車になって体育館を疾走。これが自発的に起こってしまった。
その夜は、「花ホテル」→ http://hanahotel.jp/の広間(畳の部屋)で、普通にワークショップをするはずだったのが、なんと!!!ネット中継される企画だった!!!!遠方で参加出来ない人や、このホテルに繋がってる人たちがこのWSの様子を見たり、途中で質問が来たりする。(その様子↓)
http://www.ustream.tv/recorded/18964282
ここのご主人、塩田さん、ただ者ではない。
素敵に司会をし、結びの解説も入れ、中継後は懇親会=呑み会を手際良くセッティング。堅くもなく、ほどけすぎる事もない、心地良い親睦の場。絶妙な話術。
すっかり魅了されたC.I.co.であった。
なんて素晴らしい人たちがこの会津にはたくさんいるのだろう!
来る度に驚く、人材の厚さ。そして若い人たちにも面白い個性豊かな人が多い。
おじさんも、おばさんも、愉快でパワフル。
その秘密は何だろう?
それを探るべく、またすぐに行こうと思う。「ふれあいづダンスクラブ」のメンバーですから。
そして、一夜明けて、本日。
ある助成金申請の為に、面接に向う。
質問が徐々に申請しているプログラムとは大きくテーマが外れる。複雑な思いも広がるが、いっそ、全面的アピールだ!
と、最近あった素晴らしい体験談をまくしたて、会津やインプロシアターや台北フェスティバルを誉めまくってたら、1時間15分にも!
あ〜よくしゃべった。
かくして、師走は始まり、気がつけば終わっている事でしょう。
それは今年が終わるってこと?
カレンダーは終わっても、もの凄く膨大な記憶が残り、負の産物が繰り越され、人々は混迷街道を目的地が解らないまま走るのだろうか。
人はみないずれは死ぬのだから、それまでの時間が短くなったとしても、結果は概ね同じ。
だけれども・・・
そこまでは笑って過ごす時間が多い方が良いと思う。人との繋がりや、その感触を快と感じ、有り難いと感じる時間だったら素晴らしいと思う。
文責:勝部ちこ
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