2011/10/30

宴もたけなわ。ぎゅっとの最終週

10月28日は、オープンクラスだけの日。
いつもより大きめのスタジオに、いつもより少ない人数の集まり。
雰囲気が変わって、良い事です。
この日だけ参加の人もいるし、単発で成立するクラス内容を、ということで、少し直球型のCIをプログラム。
寝ている人の上にお布団になる事から、人の上を転がる練習。下の人も反応していってお互いに接点を追いかけるワーク。in contactの状態を、高さ変化も付けながら滑らかに続ける。 山に登る時は、山の方を向いて歩く。が、人の上に登る時は、空に向って転がり上がる手もあり。ふむふむ。
続いて、所謂、Negative spaceの練習。目を楽しませる観点から、パートナーのネガティブスペースに堂々とお邪魔する事に慣れていく。役割りが落ちて、お互いが、相手に空間を提供する立場である事を理解して続ける。ああ、触れなくても良いのよね。

そして触れても、触れなくても良いデュオへ。
注目したいのは、「相手のいない空間」。ここには無限の可能性。

少人数ではあっても、上質なエネルギーがありました。10クラスとは違った緊張感と、気軽さがあって、こちらも肩の力を抜いて臨めました。
そう、計らない事が良いのよね。

今日(29日)のこと は、次回、書きます。と、言ってる間に閉幕しちゃうね。

文責:勝部



2011/10/25

ぎゅっとの2週目

やや時間割の変更もあって、2週目末の土曜日22日は、「タッチを分析」と「構造とダイナミックな動き」。
終わってみれば、今までで一番技術的なプログラムで、あくる日には腰がおお、痛いかも〜、と弱音を吐いている。人の重さを受け取って、力学のマジックに手伝ってもらい、パートナーを空中に浮かべる。その準備に、タッチを4つもしくは5つに分析する作業で、人に触れる事を客観的な運動として理解する。その事は、タッチをよりスムースに、自然に、イキイキとする為。運動の対象としてのパートナーではあっても、時に笑い、時に混乱し、困惑し、一緒に悩み喜ぶ有機的な客体です。ありがとう〜。

23日日曜日は、「間」。
スカイツリーと東京タワーに挟まれる人も出現するようなエクササイズを経て、最終的には、時間・空間の双方を0〜maxと操りながら、パートナーとの駆け引きを遊ぶようなエクササイズになりましたね。それに関して、それぞれがパートナーとコメントしあう時間が、最高に素敵でした。なんと言うのか、やったことは漠然と大まかなので、それに対して個々のコメントの自由度と、とらわれ度の混在が面白かった。

日曜日の後半は、「情報・交流会」
世界でのCIの様子や、日本で今、どこにどのようにCIが求められているのか、などをお話ししたかったのですが、あまり沢山は伝えきれなかったなあ。その分、映像はお楽しみ頂けましたかも。最後は、創始者Steve Paxtonの「Fall after Newton」で一同、驚いておしまい。みなさまからの差し入れの食料も豊富で、満腹度も良い感じ。

さて、気がつけば今週末の3日間で終了です。
まだ申し込んでいない方や、追加可能な方も、お問い合せ下さい。

(勝部)




2011/10/17

持続可能なダンス、シェアする事

10月16日 ➂シェアする事の意味 ➃五感を揺さぶる


 この日の参加者は、ほとんどが通し受講の方ばかりだったので、2クラスぶち抜きのつもりで、両方をテーマを常に混ぜ込みながら、身体も頭も腹もいっぱい使いました。
導入は、ホワイトボードを使って大学院さながらの講義からスタート。
 人間は環境に生かされている。そして人は環境になる。その循環。
自分自身が魅力的な他者になる事で、他者を生かす(イカす)。
 他者をイカすことで、自分にも良い事が還ってくる。

コンタクト・インプロビゼーションにおいても、実社会においても、同じ事だと思います。
そのようにしてスパイラルに全体が良くなっていけるのが、理想ではないか、そんな話をしてワークに突入。
受容器(五感)を使って、環境を自分の中に取り込む事、それをダンスに変換して行く事、そしてシェアする事。自分自身が良い環境になりながら、それを頂く。



来週も、盛り沢山なメニューです。ビデオや海外情報など、交流会もあります。
こちらは定員はないので、どうぞご参加下さい。
 (鹿島)










2011/10/16

ぎゅっと、2日目

10月15日は、初日と顔ぶれがガラリと代わり、10クラスセッションがスタート。
午後は、「CIへの誘い/セルフケア」。CI初挑戦の人達も含め、これもCIなの?って入口から入りました。 飛び交いましたね〜ボトルに箒やちりとり、菓子折りのような救急箱まで・・・・。それは何でも良くて、物と人と自分。日常茶飯事、いつものことですが、これらを使って空間を行き交えば、競争でもなく得点や記録でもない遊びに夢中になれる大人たちでした。健気で素敵です。
宿題、出しました。最終日までに頑張ってね。

夕方のクラスは「重心のコントロール/床との秘密」。
内に向いつつ、地球や天や届かせる。地味ですが、大きな変化が感じられるポイント。
変身しました。変態、かなあ。イマジネーションと物理。遠いようですぐ近くにある。それが自分たちの身体、ってことなんだなと実感。

さて、3日目の今日は、もっと大きな視点も持ちましょう、と考えてます。
「シェアする事の意味」と「五感を揺さぶる」。お楽しみに!

「ぎゅっと」詳細はこちら
http://www.geocities.jp/sholoverfg/cn9/pg287.html

(勝部)


2011/10/15

10月集中WS、初日は初秋の風と柔らかい雨でした

昨日、CI週末集中ワークショップ「ぎゅっと」が開幕しました。
開幕?そうです、開幕。
オープンクラスには、名古屋から2名、イスラエルから1名と、遠方からのご参加もとても有り難いです。ジャムには、無断出席者(いえいえ、嬉しいのですよ)が続出。初日を盛り上げてくださいました。
クラスで取り上げた事は、CIの基本中のほんの少し。でも、「自立して共存」を目指す為にも重要な事です。またやりますよ〜。

今日から10classシリーズが始まります。
10回に分けてテーマを散りばめてみましたが、それでも一部分しかかじれないような気がします。 それでもやってみましょう。

若干名、受付けています。まだご予約でない方、お問い合わせ下さいませ。

(勝部)