2011/11/08

台湾滞在記 最終回

11月6日、Galaと称して野外パフォーマンス。出演者、一応、30人。
この日は雨が断続的に降り、時折、焼け付くような陽射しは流石、南国。
会場は、台北市内の南西部、1年以内に整備、オープンしたばかりの芸術家村。
これが蔵賓区の地図
丘の上からの景色









このTresure Hillなる一帯、本当に面白い。まだガイドブックにも載っていない秘境的アートスポット。古くからの街を美術や舞踊、音楽など様々なアーティストに開放している、とても羨ましい限り、ここでネコになって住んでみたい(ヒトのままでも良いのだけど)と思わせる。

右から台湾、日本、韓国の代表。パフォーマンスの相談中かな。


美術学生たちが作成中の「無駄・無目的こそ学習の基本!」みたいな木製創造物が点在する中、 ダンサーは丘を縦横無尽に踊りまくる。雨と草とライブミュージックで1時間半。
これはもう見ているより踊ってる方が確実に気持ち良いかな、の世界。案の定、この地の観客の多くは、後半一緒に踊り狂ってました。
予定の1時間半より10分も短く、パフォーマンスは有機的エンディングを迎え、私たちはすっかりぐちょぐちょで上機嫌。フェスティバルの締めくくりとして最高に盛り上がった瞬間でした。

終わってみれば、短い1週間。
アジアのそれぞれの国が、お国事情の違いを孕みながらも、一堂に会し、さらに今後繋がりを強くしていこう!という【i dance企画】。
次があるから短く終わっても大丈夫、またすぐ会いましょう。次は香港で会議ですね、と各国代表はそれぞれの地に飛び立ったのでした。
日本も黙っていられません。英語力、おもてなし力、企画運営力、なんでも磨いちゃいます。一番急を要するのは、日本語力?そう、助成金申請ね・・・そしてマンパワー。
コンタクト・インプロビゼーションのお陰さまになって11年。つくづく惚れ込みます、このダンス。ああ、また深みにハマりましたね。と、つづく・・・・


文責:勝部














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