今、台湾にいます。
今日はこれからワークショップ。30人くらいの参加者だそうで、先週までとは違ったエネルギーにまみれることでしょう。
ここでの体験記は、別に設けましょうね。
日曜日に「ぎゅっと」がじんわり&温かく終わり、思い返す時間がまた豊かです。
前回の続きを書きましょう。
29日(土)は、まず、「active/passive」
海の中を体験できる「ヒトデのワーク」。完全に人に委ねる事と、自立/自律する事の中間を、リラックスした身体で試します。このプロセスを踏まないと成れない状態に持って行く。
デパートの屋上にあったような(?ない!)100円で動く乗り物に乗ります。とにかく、動かされることを楽しみ、人を動かす事も楽しむ。そこから、お互いのactiveと passiveの割合を変化させていって、最後に逆転した所まで。
結局、正確に行なう事は到底無理で、混じり合ったタイミングが都合良い。結論として、「受動的能動」「能動的受動」で人の関わりは上手く行く。
夕方は、「話題を見つける/愉快なCI」
即興演劇の人から先日習ったばかりのウォームアップを用いると、基本が「笑ってる」状態になりました。心のみならず、身体が笑っているのでしょう。どんなエクササイズも、愉快な方向に行ってしまいます。
それはとても良い事でしょうね。
で、やりたかった事は、こうです。
たまたまダンスという手法ではあっても、表現するということは他の芸術と同じなのだから、身体の動きで、言葉を伝えるとか、音楽を奏でるとか、絵を描くとか詩を作る、越境する試み。そこには可能性が沢山感じられました。必死になる事で、踊ってる余裕がない。それが面白いのかも。(ダンスなのに・・・)
二人の設定から、グループにしてみると、それぞれが、程よく開いている状態になって、風通しの良いダンスが出来ました。外から見ている側が置き去りになってないダンス、とも言える。
次の日の「ソロ/デュオ/トリオ/グループ インプロ」を先取りして予習したら、大成功!という1日でした。
最終日は、最後に相応しく?、グループでのインプロを目指す。
今回の集中講座の総復習を混ぜながら、新しくは人数の増減を楽しむ「ナンバーズ」。
5〜6人が1組で、並んだ数字の人数に変化させていくというシンプルなものですが、個々の気持ちを瞬発力で汲み合い、総意として進んでいく。たまたま、「社長チーム」と「政治家チーム」のネーミングで始めたからか、台詞、吹き出し、ナレーションまじりのミョウチクリンなセッションになりました。わいわいがやがや。
ジャムには、ここから参加の顔も混じり、より渾然一体のエネルギーでした。
「サイレントジャム」いかがでしたか?私語禁止は不自由を感じるかもしれませんが、2時間しかない時には集中し易くて良いでしょ。
そして、短くも濃い時間が終わりました。
私たちも、新しい試みとして、10個のテーマに挑みましたが、支えて下さった皆さまのエネルギーは相当な面白さです、明るさです、ユニークです。
嬉しい体験でした。ヤミツキになってます。
さらに、やればやるだけ、まだまだやり足りなくなりました。ですので、次回は少しの間を置いて、間もなく企画します。
今、台湾という別の地点から、日本を思い出し、企画を練ってます。
効率が良いです。日本の弱い所もよく解るし、良い所も見直せます。
アチョー、お楽しみに!(ブルース・リー風。あ、彼は香港だった。)
(文責:勝部ちこ)
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